これから同棲を始める人・勢いで同棲を始めてしまった人に向けて、同棲の挨拶の仕方を順を追ってご紹介します。
基本的に
②顔合わせの日時・場所を設定
③手土産を購入(必要に応じて)
④同棲の挨拶をする
という流れになります。
その中で、どんな同棲の挨拶をすればいいか、服装はどうすればいいかなどを詳しく解説します。
未成年や社会人経験が長くない新社会人は、今後深い付き合いのある人に格式ばった挨拶をする機会は少ないでしょう。緊張も多いかと思いますが、頭の中でシミュレーションしておくことでスムーズに同棲の挨拶ができます。
ただし、面接とは違うので、表情が硬すぎると相手にも緊張感を与えてしまいます。あくまでより良い関係を築くための挨拶なので、和やかな雰囲気になるようにする努力も必要です。
同棲の挨拶の仕方を順を追って説明
同棲の挨拶をしたい旨を彼からご両親に伝えてもらう
いきなり彼の実家に突撃訪問…という訳にはいきませんので、まずは彼からご両親に同棲の挨拶をしたい旨を伝えてもらいます。
ご両親にも介護や仕事、持病などの事情ですぐには顔合わせができない場合もありますので、事前に伝えて都合のいいタイミングを聞いておきましょう。
顔合わせの日時・場所を指定する
基本的に、彼のご両親の都合のいい日を優先して顔合わせの日時を設定します。
場所は、実家やレストランなど様々です。筆者も2度同棲の挨拶をしましたが、1度目は喫茶店で、2度目は実家でした。
外食の場合で彼のご両親からお店の指定がなければ、こちらからお店を2、3件候補に挙げましょう。
選び方としては、実家からの距離やご両親の嗜好を考慮します。迷ってしまうのであれば、幅広い世代に好まれる、チェーン店でない喫茶店が無難です。
また、候補に挙げる前に、事前にお店のリサーチをしておいて客層や雰囲気を確認しておきます。
賑やかなお店だと話に集中できませんし、落ち着いた雰囲気であっても、お客さんが少ないと会話が他人に丸聞こえになってより緊張してしまう恐れがあるためです。
そして、当日来た団体客で席が座れなくなる可能性もあるので、彼のご両親から了承をもらえたらすぐに予約を入れておくと安心です。
手土産を購入(必要に応じて)
同棲の挨拶の場合、手土産が必要かどうかは意見が分かれます。彼から「手土産はいらないと思う」と言われることもありますが、ご両親から直接聞いてない限りは準備をしておきましょう。
ただ、荷物になってしまう可能性もあるので、彼の実家と顔合わせ場所が遠いのであれば持ちやすい小さめの手土産がおすすめです。
手土産は相手の好みもありますので、彼の意見を参考にして選びます。
▼手土産の選び方についてはこちらで解説しています。

同棲の挨拶をする
いざ、約束の日になったら同棲の挨拶をしに行きます。
外食の場合は待ち合わせ時間より早めに、実家の場合は時間ちょうどか数分遅れて伺いましょう(早すぎると準備ができていない可能性があるため)。
最初の挨拶をする
彼のご両親に会ったら手始めに軽い挨拶・自己紹介をします。
第一印象が大事なので、丁寧でさわやかな挨拶を意識しましょう。
席に着くように促されたら、忙しい中時間を作ってくれたことへのお礼をし、(あれば)手土産を渡します。
緊張して手土産を渡しそびれた場合は、帰り際に渡すのを忘れずに。
同棲をする、またはしている旨を話す
最初の挨拶が済み、場が落ち着いてきたら本題に入ります。
「彼と同棲したいと思っていること」や「すでにしていて挨拶が遅れてしまったことへの謝罪」など、今の状況をきちんと言います。
真剣に付き合っていることを伝えてご両親に安心感を与えることが重要です。
もし、緊張しやすいのであれば、彼から話を切り出してもらうのも1つの手です。ただし、彼にばかり話を任せるのは避けましょう。
主要な話が終わったら世間話を
同棲の話が終わったらすぐには解散、とはならず、多くの場合は世間話をしてお互いを知り合う時間になります。
初めて会う彼のご両親はあなたのことに興味津々なはず。仕事や学校での専攻、家族のこと、趣味などの話に広がっていきます。
事前に、自分のことは一通り話せるように準備しておきましょう。
また、ご両親の話で自分には知識や経験の無い話が出ることがあります。
露骨に嫌な顔はせず、興味のない分野でも聞く意欲を見せると相手に「いい子だな」という印象を与えることができます。
帰り際も気を抜かない
顔合わせがお開きになり帰る段階になっても気を抜かないようにします。特に、普段がさつであったり気を遣うのが苦手な人は要注意です。
話をしてお互い打ち解けられるのがベストですが、だからといって礼儀を欠いて言いわけではありません。
「お会いできて良かったです。今後ともよろしくおねがいいたします。」というふうに別れの挨拶をすると好印象です。
同棲の挨拶のときの服装は?
・清潔感のある服
・清楚な服
が好まれますので
・派手な服
・露出が激しい服
は避けましょう。
ただ、女性の場合、スーツのようなフォーマルすぎる服は硬い印象を与えてしまいますし、ブランド服は結婚してからお金が掛かりそうという面から逆に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
フォーマルさと女性らしさを程よく兼ね備えた服装がおすすめなので、女子アナコーデを参考にすると服装が考えやすくなります。
ふんわりとした雰囲気が苦手であれば、オフィスカジュアルを参考にするのも1つの手です。
▼詳しくはこちらで解説しています。
おわりに:緊張しすぎる必要はないが、礼儀は大切
結婚を前提での同棲の場合、彼のご両親とは今後とも長く続く関係になります。
第一印象が今後の関係に関わることもあるので、同棲での挨拶で初めて会う場合は、特に気を引き締める必要があります。
ただ、相手の話に合わせすぎたり、自分をよく見せようと嘘をつくといつか必ずボロがでます。
彼のご両親に失礼のない態度を意識しつつ、自分の個性をつぶさないよう行動することも大切です。