同棲を始める際に、ある程度ルールを決めておくと、何か問題があった時に役に立ちます。
今回ご紹介するのは6個の同棲ルールの例ですが、全てを取り入れる必要はありません。
ルールが多すぎると負荷になるので、「自分たちのカップルに必要だな」と思ったものを取り入れてみて下さい
- 同棲のルールの例を知りたい人
- 同棲において不安がある人
同棲のルールの参考例
過去に2回同棲していますが、それぞれの家でルールはちょっとずつ違っていました。
人によって合う・合わないがあるので、自分やお相手の性格を加味しながらルールを決める必要があります(もちろん、「ルール決めはしない」という選択肢もあります)。
同棲期限を決める
期限を決めない同棲はずるずるしがちです。「気が付いたら結婚適齢期を過ぎていた…」という方も多く、仮に別れてしまった場合、大きな時間のロスになります。
結婚を真剣に考えているのであれば、「同棲するのは〇年まで。それまでに結婚しないのであれば別れる」ときっぱり決めてしまうことも必要です。
・同棲期限は1年以内、それまでに結婚するかしないかを決める
家事分担を決める
同棲したては「好きな人のための家事」が楽しいこともありますが、数か月もすれば苦痛になることも。二人分の家事をしなければいけないので、人によっては重労働にもなります。
家事で疲弊しないためにも、お互いの仕事とのバランスをみながら家事分担を決めましょう。
・それぞれの得意な家事で分担を決める
・お互いの収入と同じバランスで割合を決める
・きっちりと半分の量になるようにする
お金の使い方を決める
同棲の家計は「お互いの収入の割合で生活費を決める」「収入を合わせて折半する」など様々。
金遣いの荒い人が恋人だと、「二人の共有財産」として自分の稼ぎ以上のお金を使う恐れがあります。
「自由に使えるお金」「二人で生活するお金」「貯金するお金」についてはしっかり話し合っておきましょう。
・生活費はお互いの収入のバランスで決める。お小遣いは各自の自由
・収入が多い方のお金で生活し、少ない方は貯金に回す
連絡頻度を決める
日常でまったく連絡が無くても平気な人がいれば、こまめに連絡がないと不安になる人もいます。
二人で生活するとなると、ただのおしゃべりだけでなく情報を連携する(帰宅時間や晩ごはんの有無など)ためにも連絡が必要なので、連絡頻度や内容は決めておきましょう。
・帰る前は必ず連絡する
・仕事中はお互い連絡しない
異性との付き合い方を決める
恋愛感情が無かったとしても、異性と2人でいることを不安・不快に思う人がいます。
自分の価値観だけで異性と付き合っていると、不信感を持たれたり別れを切り出される恐れがあるので、事前に話し合いたいところです。
・仕事以外では異性と2人きりにならない
・異性と遊んでもいいが事前に連絡する
・お互い異性の関係は過度に束縛しない
友人との付き合い方を決める
恋人そっちのけで友人とばかり遊ぶ人がいれば、逆に友人がいなくて恋人に依存してしまう人もいます。
友人関係、自分たちの恋人関係はどちらも大切なので、過度に片方によらないことが重要です。
・基本的に恋人との予定を優先する
・土日は必ずカップルの時間として使う
・お互いの友人関係には口を出さない
実際に決めていた同棲のルール
女性側の収入は全額貯金する
年齢や仕事柄、どうしても筆者の方が収入が低く、二人で生活できるほどではありませんでした。
逆に、相手は二人生活できるほどの収入があったので、生活費は相手の収入から出してもらうことに。
また、女性側は出産や育児などで収入が減ることもあるので、変動する恐れがある筆者の収入を貯金に回すことで、何かあっても片方の収入で生活できる状態にしておきました。
仕事終わりに連絡をする
筆者の方が買えるのが早く、また、食事の準備をする必要があったため、仕事終わりには必ず連絡してもらうようにしました。
帰宅時間から逆算して「〇時までなら〇〇が作れそうだ」と献立を考えることができたので、連絡をもらえたのは助かりました。
料理は自分、洗い物は恋人にしてもらう
正直料理が好きではなかった筆者ですが、食費の節約のため、健康のために自炊をしていました。
その代わりに恋人が洗い物をしてくれたので、自分は作るだけで完了。
恋人が料理をしないことに多少不満はありましたが、それでも片付けの負荷が減ったのは助かりました。
同棲中に決めて失敗したルールもある
ルールを決めれば揉め事は減りますが、そのルールが上手く運用できない時もありました。
例えば、家事を事細かに分担するよう決めたことがありましたが、仕事が激務になりルール通りに行かないことも。
結果、ルールを守るが辛くなってしまったので、一度撤廃して再度ルールを作り直したこともあります。
ルールを作ることは円満な関係への第一歩ですが、逆に縛られることへの苦痛が伴うこともあるので、時にはトライ&エラーでルール決めしてみてもいいかもしれません。
おわりに:ルール決めは自分の意見を押し通さないで
同棲でルールを作ることは重要ですが、もし理不尽なルールを決められた場合、それが原因で別れることもありえます。
自分の意見だけでルールは決めずに、必ず恋人と話し合って、お互いが納得する同棲のルール作りをしましょう。