これから同棲を始める人・勢いで同棲を始めてしまった人に向けて、同棲の挨拶の仕方を順を追ってご紹介します。
基本的な流れはこのようになっています。
- 同棲の挨拶をしたい旨を彼からご両親に伝えてもらう
- 顔合わせの日時・場所を設定
- 手土産を購入(必要に応じて)
- 同棲の挨拶をする
順序を踏まえたうえで、どんな同棲の挨拶をすればいいか、服装はどうすればいいかなどを詳しく解説します。
同棲の挨拶の仕方を順を追って説明
いざ、同棲の挨拶をするとなっても、やり方がわからない方や、格式張った挨拶が苦手な方もいるかと思います。
緊張をほぐすためにも、事前に頭の中でシミュレーションしておくことで、スムーズな挨拶をしたり、当日焦ってしまうことを防ぐことが大切です。
ただし、面接とは違うので、表情が硬すぎると相手にも緊張感を与えてしまいます。
あくまでより良い関係を築くための挨拶なので、和やかな雰囲気になるようにする努力も必要です。
同棲の挨拶をしたい旨を恋人からご両親に伝えてもらう
いきなり彼の実家に突撃訪問…という訳にはいきませんので、まずは恋人からご両親に同棲の挨拶をしたい旨を伝えてもらいます。
介護や仕事、持病などの事情ですぐには顔合わせができない場合もあるので、「挨拶したい」ということを事前に伝え、都合のいいタイミングを聞いておきましょう。
顔合わせの日時・場所を指定する
基本的に、恋人のご両親の都合のいい日を優先して顔合わせの日時を設定します。
場所は、実家やレストランなど様々です。
私も2度同棲の挨拶をした経験がありますが、1度目は喫茶店で、2度目は彼の実家で行いました。
また、外食を希望された時に、恋人のご両親からお店の指定がなければ、こちらから良さそうなお店を2、3件候補に挙げましょう。
挨拶をする場所の選び方はこちら
手土産を購入(必要に応じて)
同棲の挨拶の場合、手土産が必要かどうかは意見が分かれます。
確実なのは恋人に聞くことですが、いざ聞いてみても、「手土産はいらないと思う」と言われるケースもあります。
しかし、ご両親から直接聞いてない限りは、念のため準備をしておくのが無難です。
ただ、手土産が荷物になってしまう可能性もあるので、彼の実家と顔合わせ場所が遠いのであれば、持ちやすい小さめの手土産がおすすめです。
手土産の選び方についてはこちらで解説しています。
同棲の挨拶をする
いざ、約束の日になったら同棲の挨拶をしに行きます。
外食の場合は、待ち合わせ時間より早めに到着するようにしますが、実家の場合は時間ちょうどか数分遅れて伺いましょう。
というのも、到着が早すぎると、掃除や食事などの準備ができていない可能性があるためです。
最初の挨拶をする
恋人のご両親に会ったら手始めに軽い挨拶・自己紹介をします。
第一印象が大事なので、丁寧でさわやかな挨拶を意識しましょう。
「初めまして、〇〇さん(恋人の名前)とお付き合いさせていただいている△△(自分の名前)と申します。本日はよろしくお願いいたします。」
席に着くように促されたら、忙しい中時間を作ってくれたことへのお礼をし、(あれば)手土産を渡します。
緊張して手土産を渡しそびれた場合は、帰り際に忘れずに渡します。
同棲をする、またはしている旨を話す
最初の挨拶が済み、場が落ち着いてきたら本題に入ります。
「恋人と同棲したいと思っていること」や「すでに同棲していて、挨拶が遅れてしまったことへの謝罪」など、今の状況をきちんと伝えます。
真剣に付き合っていることを伝えて、ご両親に安心感を与えることが重要です。
また、緊張しやすいのであれば、恋人から話を切り出してもらったり、話のリードをしてもらうのも1つの手です。
ただし、恋人にばかり話を任せるのは避けましょう。
主要な話が終わったら世間話を
同棲の話が終わったらすぐには解散…とはならず、多くの場合は世間話をしてお互いを知り合う時間になります。
初めて会う恋人のご両親はあなたのことに興味津々なはず。
仕事や学校での専攻、家族のこと、趣味などの話に広がっていきます。
事前に、自分のことは一通り話せるように準備しておくと、当日も気持ちが楽になります。
また、ご両親の話で自分には知識や経験の無い話が出ることがあります。
露骨に嫌な顔はせず、興味のない分野でも聞く意欲を見せると相手に「いい子だな」という印象を与えることができます。
帰り際も気を抜かない
顔合わせがお開きになり帰る段階になっても気を抜かないようにします。
特に、普段がさつであったり気を遣うのが苦手な人は要注意です。
話をしてお互い打ち解けられるのがベストですが、だからといって礼儀を欠いて言いわけではありません。
「お会いできて良かったです。今後ともよろしくおねがいいたします。」というふうに別れの挨拶をすると好印象です。
同棲の挨拶のときの服装は?(女性の場合)
が好まれますので
は避けましょう。
ただ、女性の場合、スーツのようなフォーマルな服は、硬い印象を与えてしまいます。
逆に、ブランド服だと、「結婚してからお金が掛かりそう」という面から逆に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
服装に悩んでしまう場合は、フォーマルさと女性らしさを程よく兼ね備えた服装がおすすめなので、女子アナコーデを参考にすると服装が考えやすくなります。
フェミニンな雰囲気が苦手なのであれば、オフィスカジュアルを参考にするのも1つの手です。
女性向けの服装はこちらで解説しています。
おわりに:緊張しすぎる必要はないけど、礼儀は大切
結婚を前提での同棲の場合、恋人のご両親とは今後とも長く続く関係になります。
第一印象が今後の関係に関わることもあるので、同棲での挨拶で初めて会う場合は、特に気を引き締める必要があります。
ただ、相手の話に合わせすぎたり、自分をよく見せようと嘘をつくといつか必ずボロがでます。
恋人のご両親に失礼のない態度を意識しつつ、自分の個性をつぶさないよう行動することも大切です。