カップルで一緒に暮らす理想が詰まった「同棲」ですが、メリットだけでなくデメリットも多くあります。
それでも、「同棲したい!」と盛り上がっている時期は、デメリットには目を背けたいものですよね。
今回は、同棲2回経験のある筆者がメリットとデメリットを上げることで、なにかトラブルがあったときの心構えや解決のきっかけになればと思い記事を書いています。
メリットばかりに目を向けて後悔しないように、メリット・デメリットともに目を向けて、同棲や、その後の結婚について考えてみて下さいね。
- 同棲のメリット&デメリットを知りたい人
- 同棲で後悔したくない人
同棲のメリットとデメリットを経験談を元に解説
同棲のメリット
二人で過ごす時間が増える
今まで別々に暮らしていて会える時間が限られていた場合でも、同棲をすれば準備のときから一緒の時間を過ごせます。
また、二人の通勤・通学時間帯が合っていれば、一緒に朝の準備をしたり、晩ごはんを食べたり、休日に朝から一緒に過ごしたりと二人で過ごす時間が一気に増えるのです。
生活費の節約になる
同棲だと食費や光熱費は2人分かかりますが、単純に2倍の金額になるわけではありません。
そのため、別々で暮らすより生活費が節約になることもあるのです。
ただ、どちらかが無職・学生であったり、実家暮らしをしていた場合は、逆に生活費が増え重荷になる可能性があります。
ワンランクアップの家に住めることも
例えば、都内の場合、ワンルームでも7万近く家賃がかかります。
しかし、1DKや2Kであれば、10万円~12万円で住めることも。
二人で別々に暮らすより家賃が抑えられ、余裕があれば新築やリノベーションしたキレイな家にも住むことができます。
相手の生活スタイルが知れる
食事の好みや起床時間などはお泊りをしても分かりますが、家事の頻度や衛生観念などは一緒に暮らさないとわかりません。
相手の生活スタイルを変えるのは中々難しいので、同棲を経ることで、結婚すべき相手か見極めることができます。
良くも悪くも別れられる
一緒に過ごして「合わないな」と思ったときに、別れられるのが”同棲”です。
結婚となると、家族間との付き合いでもあるので、簡単に別れることは難しくなります。
そのため、良くも悪くも「別れられる」というのはメリットにもなるのです。
同棲のデメリット
思い通りの生活ができない可能性がある
同棲といえば、二人で好きなだけ一緒にいたり、ご飯を食べたり、一緒に家事をしたりなど楽しい思い出ができることを期待してしまいます。
しかし、現実では多忙で二人の時間が取れなかったり、片方にだけ家事の負担が増したり、喧嘩が増えたりなど苦しい思いをする可能性もあるのです。
世間体が悪い可能性がある
今でこそ同棲という選択をする人が増えていますが、少し前までは世間の「同棲」に対する目は冷たいものがありました。
もし、ご両親がそのような考え方の場合は、同棲に至るまでに強い反対を受けるかもしれません。
だらだらと何年も過ごしてしまう可能性がある
同棲期限をしっかり決めておかないと、結婚をせずに何年もだらだらと時間を過ごしてしまいます。最悪の場合、そのまま別れてしまうことも…。
もちろん結婚がすべてではありませんが、女性の場合は妊娠適齢期があるので、期限なしの同棲はリスキーです。
同棲時にストレスになり得るポイント
同棲デメリットに挙げたような状況はなるべく作りたくないものです。
そこで、私の経験も併せて、同棲時にストレスになりそうな例をまとめました。
- 水回りの使い方が汚い(トイレ・シンクなど)
- 掃除の頻度が少ないor多すぎる
- 極端に潔癖である
- 家事の負担が片方に寄っている
- 一人の時間が取れない
- デートが家デートばかりなどマンネリ化する
- 無駄遣いをする
- 仕事ばかりを優先されてしまう
- 仕事の辛さを理解してくれない
- 寝相・いびきがひどい
- 異性の友達についての考え方が違う
- 親戚の集まりが多すぎる
- 趣味や友達と遊ぶばかりで自分との時間を取ってくれない
細かく挙げてしまいましたが、それくらい些細なことでも不満は溜まりやすいです。
そのため、何か違和感があったらすぐに話し合うことが大切ですし、「合わない」と決めつけて別れてしまうのはおすすめしません。
おわりに:同棲はメリット・デメリットを踏まえたうえで始めましょう
同棲を始めるにあたってデメリットは目を背けたくなりますが、しっかりメリット・デメリットを踏まえておけば、「こんなはずではなかった」と思う確率が減ります。
また、
ということが分かれば、仮に上手くいかない日があってもそこまで気に病む必要はありません。
結婚への前準備として、相手を見極める・自分を見極めるためにも、「同棲」が重要になってきます。