毎日使用するトイレットペーパー。
直接捨てている訳ではないとはいえ、消費が多いと環境面でのことを気にしてしまいます。
今回は、どんなトイレットペーパーを使うと少しでも環境に優しいのかを考え、使ってみたいと思ったものや実際に使ってみたものをご紹介します。
こんな方におすすめです
- 環境に優しいトイレットペーパーを使いたい人
- トイレットペーパーの芯を捨てるストレスから解放されたい人
環境に優しいトイレットペーパーの考え方
個人的に思う「環境に優しい」トイレットペーパーは
- 芯が無いこと
- 無漂白であること
- 再生紙を使っていること
だと考えています。
今回、この記事を書こうとしたきっかけは「トイレットペーパーの芯を捨てるのが面倒だなぁ」と思ったことです。
ただの面倒くさがり屋でもありますが、トイレットペーパーの芯を毎月たくさん出していることに気付き、ゼロウェイストに役立てないかと思いました。
他にも、「無漂白である」というのは、漂白を行う際に大量の有害な水が出ると知ったため条件に挙げました。
無漂白のトイレットペーパーはこちらにまとめてあります。
また、再生紙が本当にエコなのかは賛否両論ですが、今回は再生紙に対して肯定的な立場としてこの記事を書いていきます。
調べてみて使いたくなった環境に優しいトイレットペーパー
トイレットペーパーの中には、製造会社が環境問題を意識している商品が多く、環境に優しい商品がたくさん見受けられました。
ここでは、調べてみて私が買いたくなったものをご紹介します。
生活応援パック(コトブキ)
コトブキ製紙株式会社はFSC認証を取得しています。
FSC認証を取得しているということは、適切な管理をされた森林の木を利用しているということ。
管理外の木を使ったりして、必要以上の伐採などをしてないということですね。
環境問題について真剣に取り組んでいることがうかがえます。
また、トイレットペーパーに古紙100%の再生紙を使用するという徹底ぶりです。
しかし、ネット通販ではあまり商品を見つけられなかったため、入手ルートが限られるかもしれません。
ピュアブラウン(丸富製紙)
ピュアブラウンは無漂白&芯なしのトイレットペーパーです。
無漂白の物は、製造時の環境の負荷を減らせると言われています。
トイレットペーパーは白色や淡いピンクのものが多いですが、ピュアブラウンはブラウンというナチュラルな色合い。
最近の流行りの淡い色合いのインテリアにも馴染みます。
イットコSLIM(イトマン)
イットコSLIMは、業務用のトイレットペーパー。
1個で3個分の長さを持つので、芯の取り換え回数がぐっと減ります。
また、「再生紙100%、無漂白、芯なし」と環境に良いところ尽くしです。
しかし、基本的には箱買いになるので、収納スペースに余裕のある方向けです。
半年~1年は持ちますので、震災に備えて買うのもいいでしょう。
環境に優しいトイレットペーパーを実際に買ってみた
「環境に優しいトイレットペーパを使うべき」とは分かっていても、使い慣れている商品があったり、価格が高いと手を出しづらいもの。
そんな中で、ドラッグストアにも置いてあり、比較的手に入れやすいトイレットペーパーを買ってみました。
フラワーパック3倍巻き(スコッティ)
フラワーパック3倍巻きを買いたいと思えた点は、1つで通常の3倍の長さの商品なので、芯のごみが減るということ。
1袋使った際の芯のごみも3分の1になるという訳です。
私の家では1ヶ月に1袋(約12ロール)は使い切るので、単純計算で1年間の芯の数が144本(12×12)→48本(3×12)にまで減ります。
些細な数字かもしれませんが、「何もしないよりかは良いのかなぁ」とシンプルに考えるようにしています。
使ってみたところ、業務用ではないので紙がやらかく使いやすい印象でした。
しかし、その使いやすさと、3倍巻きということで見た目から量を感じることから、使用時に無意識に多めに取ってしまいがちです。
消費を多くしてしまうと本末転倒ですので、芯なしとはいえ使用方法に気をつけなければと感じました。
まとめ
冒頭で述べたとおり、再生紙のトイレットペーパーを買うことが、必ずしも環境に優しいとは言い切れません。
しかし、実際に購入してみることで、環境について考えるには良いきっかけになると考えています。
また、FSC認証紙を使ったトイレットペーパーであれば、間接的に森林の保全を支援できますので、ぜひチェックしてみて下さい。
毎日使うものだからこそ、少しでも環境に良いものを使えたらと考えています。