知らない方もいらっしゃるかもしれないので、自分がしてしまったミスを共有しようかと思います。
一度沼にハマりかけましたが、この度、楽天モバイルを契約しました。
私の身に起こった事件は1つ
といった内容。
これの何が問題かというと、この状態でキャンセルしてしまうと「プラン料金1年間無料が適用されない」という問題が起こってしまうのです。
この記事の結論は「MNPで名義人が違っていて、プラン料金1年間無料を無駄にしそうになったけど何とかなった」というお話です。
※2021年4月8日現在、プラン料金3ヶ月無料のキャンペーンが行われています
何がどう問題なのか、どうやって解決したのか、また、楽天モバイルも対象になるSPU(スーパーポイントアッププログラム)についてご紹介します。
楽天モバイル「プラン料金1年間無料」の罠
キャンセルしてしまうと適用されない
楽天モバイルは、プラン料金が1年間無料になる、お得なキャンペーンを実施していました(申込みは2021年4月7日まで)。
CMやニュースなどでよく目にするので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
しかし、このキャンペーンには注意点があります。
楽天モバイルの公式サイトでは、プラン料金1年間無料の対象はこのように書いてあります。
以下条件のいずれかを満たした楽天会員の方
- 「Rakuten UN-LIMIT」または「Rakuten UN-LIMIT V」に新規お申し込み
- 「Rakuten UN-LIMIT」または「Rakuten UN-LIMIT V」に他社から乗り換え(MNP)でお申し込み
- 「Rakuten UN-LIMIT」または「Rakuten UN-LIMIT V」に楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)の料金プランから移行手続き後、お申し込み
- ※お申し込みが300万名に達した時点で本特典は終了します。お申し込みの状況により、人数が増加・減少する可能性があります。
- ※特典はおひとり様、1度のみ、最初にお申し込みいただいた1回線目に適用となります。
実はこの赤字の部分がとても大切で、この1年間無料キャンペーンは「1回線1度のみ」受けられます。
そのため、申込後に何らかの不手際があって、こちらからキャンセル→再申し込みだとキャンペーンが適用されないのです。
▼詳しくはこちらにも記載されています
各キャンペーンは一度解約して再度申込をした際にも対象になりますか | よくあるご質問 | 楽天モバイル
私がしてしまったMNP転入でのミス
私はY!mobileから楽天モバイルにMNPで乗り換えしようとしていました。
元々、Y!mobileでは家族割引の恩恵を受けるために、夫の2機種目として契約。
そのため、名義人は夫となっています。
しかし、私はそのことに気づかないままMNP予約番号を取得し、楽天モバイルに転入しようとしていたのです。
結果、楽天モバイルから「名義人が違うからMNP予約番号を取得し直して」との連絡が。
この場合、Y!mobileで名義人を夫→私に譲渡し、再度MNP予約番号を取得すれば解決するのですが、それには事務手数料3,000円掛かります。
そもそも、楽天モバイルは「持つだけならお金が掛からない」というつもりで契約する予定だったので、そのためにお金を掛けるのは違うなぁと思い、名義人譲渡は諦めました。
幸い、2021年4月から始まる「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は1GBまで1回線目は月額0円になり、一度解約して再契約した場合でも適用されるとのことで、それまで待とうかと気持ちを切り替えることにしました。
参考:[Rakuten UN-LIMIT VI] 「1GBまではプラン料金が0円」となる1回線目の基準は何ですか | お客様サポート | 楽天モバイル
それから1ヶ月ほど放置していると、「名義人相違による開通手続き中断のお知らせ」というメールが。
これで、「本格的にプラン料金1年間無料は適用されなくなったな…」と割り切ることができました。
しかし、もう一度申し込んでも無料が適用された!
諦めていた私ですが、ふと「ワンチャン」あるかも…と思い、楽天モバイルの申込みページにいくと、なんとプラン料金1年間無料が適用された状態で申し込めたのです!
というのも、名義人相違で放置してたころは、あくまで1回線目が「申し込み中」なので、その状態でさらに契約しようとすると2回線目扱いになり、きっちり月額2,980円取られてしまう状態でした。
なので、楽天モバイル側からキャンセルはされましたが、1回線目とはカウントされずに、再申し込みできたということになります。
これまでも、ネットで自分のようなケースがないか調べてみたのですがあまり情報が無く、「楽天モバイル側からのキャンセルでも1回線目でカウントされてしまうのでは」という思いがあったので、これは嬉しい誤算でした。
今回の私のケースは、名義人相違によるMNP転入の中止→放置しすぎて楽天モバイル側からのキャンセルなので、ちょっとイレギュラーな例かもしれません。
それでも、同じような境遇の人の助けになれば幸いです。
楽天モバイルを開通させなくても、SPU対象になった
ここまで語っておきながら、実は私は楽天モバイル対応機種を持っていません。
軽い気持ちで、「持つだけなら無料だし、SPU対象になればいいや」と思って契約しました。
しかし、よくSPUの内容を見てみると
楽天モバイルの開通が完了した月からの楽天市場での商品購入が対象となります。
と書いてあることが発覚。
ネットで「楽天モバイル 開通」と調べると、「SIMカードをスマホに挿し、ネットが使えるようになること」としてる事が多いので、「対応機種がない私は無理なんじゃ…」と嘆いていました。
しかし、届いた数日後に楽天市場のTOPを見ると
しっかりとSPU対象に。
SIMはご覧の通り挿していません。
契約=開通なのかは定かではありませんが、とにかくSPU対象にはなったようです。
まとめ:これから楽天モバイルに契約する人の注意点
これから楽天モバイルを契約する方は
- 上記で紹介したように、キャンペーンに注意点が多い
- MNPなら名義人確認はしっかりと
- 本人確認で「受け取り時に自宅で確認」を選ぶ時は、家族ではなく自分で確実に対応できるようにする
→不在だったり本人確認書類が用意できないことが続くと、配送業者の保管期間が過ぎ、キャンセル扱いになることも - サポート(お問い合わせ)は短くて数時間、長いと1日くらい返事を待つ
→何かあったときにすぐに対応してもらえない
ということを意識してみて下さい。
特に、「機種代金分のポイント還元」系のキャンペーンは、達成条件が事細かに書かれていることがあるので要注意です。
楽天モバイルの注意点はいくつかありますが、やはり「プラン料金1年間無料(2021年4月7日終了)」や「1GBまで1回線目は月額0円」は他社に無い強みです。
私もサブの回線として契約しているので、速度や電波の良し悪しはあまり考えていません。
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