一昨年、月1で膀胱炎にかかり、何度も泌尿器科に通っていました。
症状としては血尿がメイン。
頻尿や排尿痛くらいなら市販薬で様子を見るのですが、血尿となると怖い病気が隠れている可能性もあるため、毎回泌尿器科に行っています。
ただ、あまりにも通院が面倒くさかったので「膀胱炎の対策をしよう!」と半年ほど意識的に心がけることにしました。
結果、たまに怪しい症状が出るときはありますが、目に見えての血尿や排尿痛は経験しなくなったのでここに残しておきます。
効果があった膀胱炎対策
①細菌が繁殖しない環境をつくる
細菌性膀胱炎が減ったと目に見えて実感したのは、月経不順のために使っていた「ジエノゲスト」を飲み始めてからです。
この薬を飲んでいる期間は生理が来なくなりなります。
結果、ナプキンをつけることがなくなり、自然と雑菌が繁殖しにくい環境を作ることができました。
また、「おりもの」が出た際もおりものシートを使わず、「下着が汚れたらその都度履き替える」というようにしています。
コットン100%の通気性の良いも&安価なものを大量に買い、いつでも履き替えられるようにしています。

②疲れを0時以降持ち越さないようにする
当時は「0時を過ぎても仕事をしているのはあたりまえ、キリが良いところまで続ける」という生活をおくっていました。
そして、2時くらいに疲労感を感じ、寝ようと思ったタイミングで排尿痛が起こる…ということが非常に多かったです。
「精神面では大丈夫」と思っていても、体が思った以上にダメージをくらっていることがあるので、膀胱炎を頻発してからは無理しすぎることを控えました。
極力疲れを翌日に持ち越さないような生活スタイルに変えています。
③お腹を冷やさない
膀胱炎にかかるタイミングで「そういえば冷えを感じていたな」というケースも多くありました。
冬場は重ね着で厳重に対策し、お腹をメインに防寒対策を。
夏場でも、寝冷えすることがあるので、寝返りなどで肌が露出しないよう腹巻きで対策しています。
④デリケートゾーン専用の石鹸を使う
通常のボディーソープだとデリケートゾーンへの洗浄力が強すぎる場合があります。
よかれと思って膣内を水で洗いすぎると、膣の常在菌を減らしてしまいます。また、陰部を石鹸で洗うことで、折角の酸性環境を石鹸のアルカリ性で壊してしまいます。常在菌の乳酸菌が減少すると、結果として雑菌の繁殖が起こります。
女性のデリケートゾーンのケアについて – まりこ泌尿器・漢方内科(愛知県 江南市の泌尿器科・女性泌尿器科・漢方内科) – まりこ泌尿器・漢方内科
ただ、お医者様によっては「お湯で洗うだけでは足りない」と提唱する方もいます。
デリケートゾーン専用の石鹸で洗うことに否定的な方はネット上では見かけなかったので、↓のような専用の商品で優しく洗うようにしてます。

私自身も愛用していて、すでに2回リピートしている石鹸です。
「細菌が繁殖しない環境をつくる」が一番効果を実感できた
水をたくさん飲んだり、こまめに排尿しても繰り返す膀胱炎。
たいして疲れたり冷えていないときも症状が起こることもあり、「これ以上どうすればいいんだ」と悩むことも多くありました。
結果的には、婦人科でもらっていた「ジエノゲスト」で生理をとめ、なるべくショーツを衛生的に保つことが個人的には一番効果があったと思っています。
また、ジエノゲストは黄体ホルモンのお薬でもあるので、ホルモンバランスも変化しています。もしかすると、この作用も関係しているかも知れません。
婦人科疾患が関係している場合もあるので、特に生理前後で膀胱炎を繰り返す方は、その旨を婦人科や泌尿器科で相談してみるのも1つの手だと思います。
中には細菌性ではない膀胱炎の可能性もあるので、そういった意味合いでも女性の膀胱炎症状に強い専門医に掛かるのがおすすめです。