筋トレを初めて約1年が経ちました。「ゆるく、キツすぎない」をモットーにしているのですが、甘々プランでも体や考え方に変化が起きたので、ここに記録を残しておきます。
筋トレを始めようとしたきっかけ
「筋トレって苦しいし、すぐに結果がでないし、なんで皆ハマるんだろう」と運動嫌いの私は思っていました。
しかし、体重減少や血糖値が上がってきてることもあり、持病の悪化や糖尿病リスクが心配に。
「糖を貯蔵する筋肉を増やさなければ」と一念発起したのが筋トレを初めたきっかけです。
ただ、三日坊主の気があるので、ガリガリ女の最近の運動スタイル(手抜きでストレスなく)の記事のようにゆるく筋トレを初めました。
ゆるくてもOK、体と心に変化が出る
上腕二頭筋に筋肉がつき始める
とは言っても、もともとガリガリではあるので「普通体型の人並みの筋肉がつけばいいや」と思っていた私。
回数を少なめですし、フォームもガタガタです。
ただ、「自重(40kg前半)では負荷にならないのでは?」と思い、多少きつくても片手3kgのダンベルは必ず使用していました。
当初のメニューはこんな感じ。
- ダンベルスクワット
- ダンベルベントオーバーローイング
- ダンベルアダクション
- プランク(30秒)
しばらく筋トレを続けていると、気がついたら上腕二頭筋の筋肉が肥大していることに気づきます。
肥大前の写真が無かったのですが、参考としてはこんな感じ。

Before

After
スクワット含め、すべての動作にダンベルを使用していたので、意識しなくても腕の筋肉に負荷がかかっているのが良かったようです。

「目に見える変化が楽しい!」と思えるようになり、片手3kgだったダンベルを6kgにしたり、より負荷のあるメニューに変えるようになりました。
また、「ここの部分に筋肉がついたらかっこいいのにな」と思うようになり、その部分に特化した筋トレメニューを調べるようになってきました。
自分に自信がつく
私は自分の顔に自信があるわけはありません。体も痩せ気味ではありますが、ガリガリ体型なので美しいスタイルではありません。
しかし、筋肉がつき、特に上腕二頭筋は「一般人なら文句を言わせない!」くらいに育ち、誰かに見せてもいいと思えるくらいの自信になりました。
そんな自信がある部位が1つでもあると、自然に立ち振舞にも現れ、背筋を伸ばすようになります。
自分の努力の結晶が目に見えてわかるのは、精神的安定剤にもなるのです。
運動そのものに興味が出る
ただ、毎日同じ筋トレをしていると飽きは来ますし、体調が悪いと億劫になってしまいます。
そんなある日、気晴らしにとラジオ体操をしてみたところ翌日に筋肉痛に。
「ラジオ体操は体のあらゆる筋肉を使う全身運動で、本格的にやれば立派な運動になる」と知ったのはその時でした。
筋トレだけじゃ足りなかった運動量に絶望し、それから運動について少し勉強。
週の運動量が「成人が健康を維持するのに目指したい運動量」よりはるかに低いのを実感し、筋トレだけでなくラジオ体操(第1~第3)、ステッパーを追加しようと考えました。
実際にやってみると、3種目全てやることを毎日はできません。それほどの体力はまだついていないのです。
ただ、「自分に足りなかった運動量を意識し、改善しようとする」という意識付けできたのは成功だと考えています。
筋トレで得られる恩恵が多くて、世の人々がハマる理由だと知る
結果的に、「自分に自信がつく→精神が安定する」「筋トレきっかけに運動そのものに興味を持つ→健康になる」という、心身ともに良いことしかない結論になりました。
その分、体に負荷がかかりきつい動作であるのも事実なのですが、冒頭に紹介した記事くらいゆるい筋トレでも、体は成長しています。
結果が出るまではモチベーションが上がらないのも事実ですが、個人的には「気づいたら筋肉がついていた」くらいが良いのかな、と思っています。
それまでは、私のパターンのように「運動しないと将来が不安」という何かしらの動機づけをして、1日1分でもいいから動いてみるのが重要ではないでしょうか。
どこかしらのタイミングで筋肉が肥大しているのに気づくと、複利のように一気に体や心に恩恵が得られるようになりますよ。