結婚式は数百万もの費用が掛かり、人生において特に出費がかさむイベントです。さらに、あれもこれもとオプションを追加すると当初の見積もりより高額になってしまうことあります。
しかし、逆を言えば、工夫をすることで結婚式費用を削り、安く抑えることも可能です。
今回ご紹介する結婚式を安く抑える方法は以下の通り。
- 手作りの持ち込みをする(リングピロー、席札など)
- 何もかもプロに頼まない
- 代替品を考える(ブーケトスのブーケ→ぬいぐるみに)
- 演出を減らす
また、前提として、結婚式を安く抑えるなら結婚式場選びが重要です。ブライダルフェアに行くことで、おおよその見積もりをすることができます。
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結婚式を削りたいなら、最初の結婚式場選びも重要
「まだ結婚式を契約していない」「式場に悩んでいる」という状態であれば、結婚式を選ぶ段階で費用を安く抑えられる可能性があります。
ポイントは
- 費用が安くなる日取りを選ぶ
- クレジットカードが使える式場を選ぶ
の2点です。
費用が安くなる日取りを選ぶ
結婚式にも繁忙期があり、その時期は結婚式の費用が高くなります。特に人気なのは気候の良い秋ごろ。
その逆を狙って、真夏や真冬の時期であれば、閑散期となり結婚式の費用が安くなります。
また、六曜(大安、仏滅など)を気にしないのであれば、あまり人気のない仏滅がおすすめです。
ただ、自分たちが気にしなくても、参列者に負荷が掛かったり、縁起が良くない日だと親戚が気にする場合があります。その点はパートナーとしっかり話し合う必要があります。
クレジットカードが使える式場を選ぶ
結婚式を安く抑える方法として、クレジットカード払いにする方法があります。
というのも、クレジットカードを使うことができれば、数百万の決済をしたことになります。
「その分ポイントがつくのでお得になる」という結婚式の節約裏ワザなんですね。
また、マイルが貯まるカードもあるので、結婚式の費用を安く抑える他、新婚旅行の費用として使っているカップルも多いです。
自分の場合、結婚式の挙式代金をプリンスホテルに支払う時にクレカ使ったら、ANAカードだったので夫婦二人で東京〜九州往復できるくらいのマイレージがつきましたわ🛩
— 幸海あゆほ (@yukimi_ayuho) May 28, 2020
それで、4泊5日の旅(実質、新婚旅行)してきた✌️
手作りや演出を工夫して節約する
結婚式で主に費用が掛かるのは小物や披露宴の演出です。私の場合、工夫することでゲスト50名の結婚式費用を120万円に抑えました。私が実際にやった結婚式を安く抑える方法をご紹介します。
手作りの持ち込みをする
持ち込みができる結婚式場であれば、大いに活用して結婚式の費用を抑えましょう。時間は掛かってしまいますが、持ち込みのものが多いほど結婚式の費用は抑えられます。
リングピローを手作りする
削減額:-2,000円
私が挙式した結婚式場ではリングピローの小物が準備されていたのですが、費用は3,000円となっていました。そのため、100均で買える材料を使って、リングピローを手作して費用を安く抑えることにしました。
100均で、以下の物を買えば簡単に作ることができます。
- 手芸用のわた
- 白い布
- レース
- リボン
私は、裁縫が上手なわけでもなかったので、リングピローの土台(枕)を簡単に作った後、木製のアクセサリーボックスにつめて縫い目が見えないように工夫しました。
席札を手作りする
削減額:-5,000円(ゲスト50人の場合の目安)
席札も自作する人が多いアイテムです。字が上手な方は、100均に売ってあるカードやタグに名前を書くだけでキレイに作ることができます。出席者に見えやすいように、立てかけられるようにすると良いでしょう。
逆に、字が苦手であったり、見た人の反応が気になってしまう場合は、エクセルで作るのも手軽でおすすめです。
招待状の作成やプチギフトなど、何もかもを式場側に頼まない
いざプランナーと結婚式の準備を進めると、様々なオプションを勧められます。しかし、冷静に考えてみると「プロに頼まなくても自分でできるな…」というものも中には含まれています。
どうしてもこちらで準備するものが難しいもの(司会など)以外は、自分で何かできないか一度考えてみましょう。
招待状を自分で書く
削減額:-10,000円(ゲスト50人の場合の目安)
招待状のデザインは式場が準備したものにしましたが、宛名は全て自分で書きました。
プロの人に頼むと料金が高いうえ、「招待状であれば直筆でも気にしない」という意見がネット上で多かったためです。
時間はかかりましたが、代行料の数千円は安く抑えることができました。
プチギフトを自分で用意する
削減額:-5,000円(ゲスト50人の場合の目安)
日頃よく利用するお菓子屋さんや専門の通販サイトでも、結婚式場と提携しているお店よりプチギフトを安く買えることがあります。
ただ、式場によっては食品の持ち込み不可のところもあるので、自分たちで準備しても大丈夫か事前に確認しておきましょう。
代替品を考える
すべてを結婚式の形式にとらわれる必要はありません。必要に応じて代替品を考えることで、節約につながるだけでなく「斬新な結婚式」として参列者にも印象が残るでしょう。
ブーケトスをぬいぐるみにする
削減額:-2,000円
ブーケトスも企画予定だったのですが、トス用ブーケが約5,000円と思ったより費用が掛かることがわかりました。そのため、ブーケではなく大きめのぬいぐるみを買って代わりに投げることに。
数千円の節約ですが、形に残るものとして友人にプレゼントすることができました。もっと本格的に節約したい場合は、お菓子でのブーケトスや、ユニークなブロッコリーでのブーケトスが人気です。
演出を減らす
私の場合、追加料金を払って行った演出は「2つ」と少なめでしたが
- 友人が余興をやってくれた
- 無料でできる演出をした(例:お色直しのドレスカラークイズ)
など工夫したことにより、数が少なくてもかなり充実したタイムスケジュールになりました。
やることが多すぎると、ゲストとゆっくり話す時間が短くなってしまうので、今思うともう1つ減らしても大丈夫だったかと思っています。
ただ、費用を安く抑えるために完全に0にしてしまうと盛り上がりに欠けるので、無料や低価格でできる演出を少なくとも1つはスケジュールに入れておきましょう。
おわりに:ちりつもで結婚式費用を削るのが大切
結婚式費用を安く抑えるには、持ち込みをする・クレジットカードを使うなど方法は様々です。
些細なことでも取り入れてみると、結果的に10万近く安くなる場合もありますので積極的に取り入れていきたいところです。
ただ、やりすぎると「ケチっているな」とゲストに見透かされてしまうことも…。
新郎・新婦共に全く気にしないのであれば問題ないのですが、どちらか一方や親族が気にしてしまうこともあるので、度が過ぎた節約には要注意です。
ゲストを楽しませつつ、無理のない範囲で結婚式を安く抑えてみて下さいね。