二人暮らしの場合、ベッドサイズは「セミシングル」または「シングル」を2つ買い、状況に応じて並べて「キング」「クイーン」にするか、離して別々に使うのがおすすめです。
並べて使った場合でも、「キング」「クイーン」サイズのベッドパッドをマットレスの上に敷けば、ベッド同士の隙間は気になりません。
また、ベッドフレームは(本当に気に入ったものがなければ)安価のもので、マットレスは睡眠にダイレクトにかかわるので吟味して質の良いものを選ぶと、初期投資を頑張るだけで長持ちします。
この記事では、二人暮らしのベッドのサイズ、マットレスやベッドパッドのおすすめ組み合わせをご紹介します。
二人暮らしのベットでセミシングル2つを勧める理由
セミシングル2つ=クイーンサイズだから
セミシングル(横幅約80~90cm)は、2つ並べるとクイーン(横幅160cm)になります。
二人暮らしで一緒に寝たい場合はクイーンかキングが主流になるので、セミシングル2つで実現できるのです。
より幅広く使いたい場合はシングル(横幅約100cm)2つでキング(横幅約180~200cm)にすると丁度良くなります。
好きな時に並べて好きな時に離せるから
- 一緒のベッドで寝て熟睡できなかったとき
- お互いの生活スタイルが違うためベッドを別にしたいとき
- 風邪をひいて相手にうつしたくないとき
こんなときにベッドがクイーンやキングサイズだと、どちらかがホテルに行くか、新しいベッドを別に買うしか寝る場所を変える方法はありません。
最初からセミシングルであれば、臨機応変に並べたり離すことができます。
セミシングル2つとクイーンの値段があまり変わらないから
▼こちらの商品でもわかる通り、セミシングル2つとクイーン1つで値段は数千円しか変わりません。
セミシングルサイズ
クイーンサイズ
お手入れが楽だから
マットレスはかなりの重さがあり、クイーンやキングのものを持ち上げてお手入れするのはかなりの労力を必要とします。
その点、セミシングル2つなら1枚1枚持ち上げればいいので、お手入れがしやすいです。
定期的なお手入れをすると、劣化の防止や汚れにいち早く気付けるため、マットレスを長持ちさせることができます。
コンセントが2か所使えることも
クイーンやキングサイズで販売しているベッドフレームの中には、コンセントが1か所しかない商品もあります。
二人とも寝ながらスマホを充電したい場合、コンセントは近くにあった方が便利です。
セミシングルでコンセント付きのベッドフレームを買えば、コンセントを1人1か所、余裕をもって使うことができます。
二人暮らし夫婦の実際の使い方を紹介
実際に我が家ではこのようにセミシングルを2つ並べて使っています。
ベッドカバーをめくってみるとこんな感じ。ミルフィーユばりに重ねています。
内容はこんな感じ。
クイーンサイズのベッドパットを敷いて、ベッド同士の隙間の段差をなくしています。
これによって、見た目の違和感を無くすだけでなく、寝返りもスムーズに行えるようになります。
高反発マットレスに低反発マットレスを重ねていてちょっとおかしな組み合わせになっていますが、設置した夫によると「高反発マットレスを使っているのはスプリングが長持ちするからで、実際に体に近いところは低反発の感触がいいから」ということだそうです。
とにかく高反発マットレスを長持ちさせたくて、このような構成になりました。
また、除湿マットを間に敷いて、カビの対策をしています。
おわりに:個人的な感想では後悔なし
筆者の家ではセミシングル2つを並べてクイーンのベッドにして1年運用していますが、困った点や不満はありません。
むしろ、普段寝ているときはセミシングルであることを忘れてしまうほどで、マットレスの手入れをするときに2つ並べていたことを思い出す感じです。
クイーンのベッドを買う値段とあまり変わらないので、二人暮らしのベッド探しに悩んでいる方はセミシングル2つ並べてみるのはいかがでしょうか。