料理初心者でも揃えるべき調味料は多く、今回ご紹介するのは16種類にものぼります。
一度に購入するのは大変ですが、その分これらの調味料があれば、世の中にある様々なレシピに挑戦できるようになれますよ。
私はプロではありませんが、火を怖がるほどの料理初心者から、今ではレシピさえあれば何でも作れる主婦に成長しました。
そんな主婦の経験から「料理初心者でもこれだけは頑張って集めてほしい調味料」として、こちらの16種類をチョイスしています。
- 砂糖
- 塩
- 胡椒
- 醤油、料理酒、みりん
- 油
- 酢
- ケチャップ・マヨネーズ
- 小麦粉
- 和風だしの素、鶏ガラスープの素、中華だしの素、コンソメの素
- めんつゆ
種類は多いですが、一通り集めることができれば料理がかなり楽になります。
もし、金銭面に余裕のない料理初心者の方は、安価の調味料で揃えても大丈夫です。
料理が好きになってくると拘った調味料が欲しくなるので、そのときにちょっと高めのものに挑戦してみましょう。
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料理初心者に必要な調味料一覧
料理初心者に必要な調味料の数は、実はかなり多いんです。
もちろん、極力減らすこともできますが、料理中の利便性を考えると、一通りの調味料は揃えておきたいもの。
しかし、あれもこれも買ってしまうと費用が膨大に掛かってしまいますし、いずれ収納スペースが足りなくなるでしょう。
今回、ここで紹介するのは「料理初心者にも必要最低限で、あったら便利な調味料16種類」です。
代表的な使い道、買う量の目安、相場を合わせてご紹介します。
※予算はネットスーパーの情報を元にしています。
砂糖
肉じゃがなどのレシピに必要。お菓子作りにも使えて便利です。
長期保存ができるので、安さ重視なら1kgのものを買うのもアリでしょう。
砂糖の種類は
- 上白糖
- グラニュー糖
- きび砂糖
- 黒糖
…など様々。
それぞれの種類に特徴や適した使用場面があるのですが、料理初心者の場合は安価で手に入る「上白糖」「グラニュー糖」で十分です。
用途 | 大学芋 卵焼き 肉そぼろ お菓子 |
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買う量 | 500g~ |
予算 | 210円 |
塩
料理の味付けの他、きゅうりや魚の水分を出すのにも使えます。
しょっぱい味付けのレシピは、たいていは醤油が代わりの役割をしているので、塩を一気に使う出番は少なめ。
料理初心者の場合、ストックは少量で十分です。
(ちなみに我が家では、1年以上前に買った1kgの塩をまだ使い切れていません…)
用途 | 味の調整 魚の臭み取り 野菜の水分出し ネギ塩だれ |
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買う量 | 500g~ |
予算 | 230円 |
胡椒
香り付けやにおい消しに使う調味料。
レシピの最後に塩胡椒少々…と書いてあることも多く、必需品の1つです。
辛みがあるので、使い過ぎには注意しましょう。量はテーブルサイズが使いやすくておすすめです。
胡椒は「粉末」「粗びき」の二種類のタイプがあります。
どちらを選ぶかは好みによって分かれますが、「粉末」はスープや肉の下処理に、「粗びき」はパスタ(ペペロンチーノ)などにぴったりです。
用途 | 味の調整 香り付け グリル |
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買う量 | 1瓶(15g~) |
予算 | 15g:170円 |
醤油・料理酒・みりん
初心者向けのレシピでも多く登場する代表的調味料たち。
砂糖や塩が入っているので、この3つがあれば何とかなるレシピも多いです。
1Lサイズを買っておくと、500mlサイズをちまちま買うより安く済ますことができますが、場所を取ってしまうので収納方法には注意が必要です。
また、みりんに関しては、「本みりん」と「みりん風調味料」がありますが、違いは「原材料」「アルコール度数」などです。
みりん風調味料はアルコール度数が低く、酒税がかからないため、本みりんより安いのが特徴となっています。
個人的には本みりんの方がコクがあって美味しく仕上がりますが、初心者の方は、まずは安価のみりん風調味料から買ってみるのもいいでしょう。
醤油・料理酒・みりんは、CMで聞くような大企業の製品を買っておくと失敗しません。
醤油 | |
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用途 | バター醤油 野菜炒め 生姜焼き |
買う量 | 1L |
予算 | 240円 |
料理酒 | |
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用途 | すき焼き あさりの酒蒸し |
買う量 | 1L |
予算 | 380円 |
みりん | |
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用途 | 里芋の煮っころがし 鮭やサバのみりん漬け焼き |
買う量 | 1L |
予算 | 本みりん:420円 みりん風調味料:240円 |
めんつゆ
めんつゆは料理初心者に大助かりの調味料。
「だし」「みりん」「醤油」「砂糖」で作られているので、めんつゆだけで簡単な煮込み料理が作れるレシピも多いです。
また、めんつゆは材料があれば自分でも作れますが、安価で手に入るので買っておいた方が楽ちんです。
量は500ml~1Lだと使いやすいですね。
オーソドックスな濃度は2倍濃縮や3倍濃縮。
どちらを買っても問題ありませんが、レシピによって使う濃度が変わるので使用時は注意が必要です。
手元にレシピに載っている濃度のめんつゆが無い場合でも、「麺つゆの 計算機」などのスマホアプリで簡単に計算できます。
用途 | 牛丼・豚丼・親子丼 肉じゃが なすの煮びたし 照り焼き |
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買う量 | 500ml~ |
予算 | 220円 |
油
料理が焦げ付かないようにするために必要。料理初心者の方は、サラダ油が安価で使いやすいです。
ただ、安価な分、体に良いとは言い難いので、使いすぎないことをおすすめします。
最近はテフロン加工(焦げ付きにくい)フライパンが多いので、油を大量に使う機会は揚げ物くらいしかありません。
そのため、基本的には400g~の少量を買い、揚げ物を練習したい場合は1000g以上のものを買いましょう。
また、油の種類には「ごま油」「オリーブオイル」などもあり、ごま油は中華料理の香りづけ、オリーブオイルはイタリアンの調理に良く使われます。
ただ、「ごま油」「オリーブオイル」は値段が高めなので、料理に慣れてきたら買い足してみましょう。
用途 | 揚げ物 お菓子作りのバターの代用 |
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買う量 | 400g~ |
予算 | 310円 |
酢
酢の物調理に必要。
体にもいいので、積極的に料理に取り入れて行きたいですね。
酢の種類は、リンゴ酢やバルサミコ酢、米酢など豊富でどれを買えばいいか最初は迷ってしまいます。
その中でも、安くて料理に使いやすいのは「穀物酢」。
レシピに出る頻度は少ないですが、重曹と合わせて使うことで掃除にも利用できるので、大容量の物を買っておくと良いでしょう。
用途 | タコときゅうりの酢の物 ポテトサラダの隠し味 マリネ |
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買う量 | 500ml~ |
予算 | 130円 |
ケチャップ・マヨネーズ
完成した料理にプラスするだけでなく、料理中に使うもこともあります。
例えば、ケチャップがあればナポリタンやミネストローネを、マヨネーズがあればポテトサラダやマヨネーズ焼きを作ることができます。
あって困るものではないので初心者でもこれらを買っておきましょう。
ケチャップ | |
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用途 | ナポリタン ミネストローネ エビチリ ミートソース |
買う量 | 500g |
予算 | 240円 |
マヨネーズ | |
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用途 | ポテトサラダ えびマヨ タルタルソース |
買う量 | 400g |
予算 | 330円 |
小麦粉
「小麦粉」と呼ばれるものには、薄力小麦粉や強力小麦粉などがあります。
料理に多く使われるのは薄力小麦粉(薄力粉)の方。
これさえあれば、からあげやお菓子作りができて万能です。
パン作りに挑戦したい方は強力小麦粉(強力粉)を買っておきましょう。
一度に使う量が多いので、1kgのものをおすすめします。
用途 | からあげ お好み焼き お菓子 パン |
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買う量 | 750g~ |
予算 | 290円 |
和風だしの素・鶏ガラスープの素・中華だしの素・コンソメの素
料理の味の仕上げに必要な粉末の調味料。
本来、だしを取ったり鶏ガラを準備しなければならないところを、これらの調味料だけで簡単に済ますことができて料理初心者に嬉しいアイテムです。
レシピによって適切な種類が変わるので、この4つは揃えておきましょう。
また、コンソメは固形・顆粒タイプがありますが、細かく刻む必要が無い顆粒が使いやすいです。
量は少な目でもいいですが、節約を考えるのであれば多めのもを買ってください。
その方が、1gあたりの値段が下がり、コスパがよくなります。
和風だしの素 | |
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用途 | 鍋料理 炊き込みご飯 |
買う量 | 1箱 |
予算 | 470円 |
鶏ガラスープの素 | |
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用途 | ニラ玉スープ ナムル |
買う量 | 50g |
予算 | 200円 |
中華だしの素 | |
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用途 | チャーハン 野菜炒め 天津飯 |
買う量 | 50g |
予算 | 170円 |
コンソメの素 | |
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用途 | 野菜スープ パスタ |
買う量 | 50g |
予算 | 140円 |
料理初心者が必要な調味料チェックリスト
スマホのタップでチェックが付けられるので、メモ代わりとしてお使いください。
塩
胡椒
醤油
料理酒
みりん
油
酢
ケチャップ
マヨネーズ
小麦粉
和風だしの素
鶏ガラスープの素
中華だしの素
コンソメの素
めんつゆ
料理初心者が揃える調味料の量やサイズはどれくらい?
料理初心者は以下のことを基準にして調味料を揃えるのがおすすめです。
- 節約重視or料理の頻度が多い→大型サイズ(Kg単位、L単位)
- 収納重視or料理の頻度が少ない→小型サイズ(g単位、ml単位)
基本的に調味料は、大容量のものほど1g(1ml)あたりの価格が安くなります。
しかし、一度に大容量の調味料を買うとなると、費用が数千円掛かったたり、収納スペースが足りないことも。
また、賞味期限がある調味料が多いので、早めに使い切れる量であることが重要です。
「初心者でそれぞれの調味料をどのくらい使うかわからない…」という方は、最初は500mlなど小さめサイズから買って、使う頻度が多いものは次回からリットル単位で買うと良いでしょう。
さいごに
料理初心者は、今回ご紹介したの調味料があればたいていのレシピは作れるようになります。
調味料は一気に買うと費用が掛かるので、必要最低限なものから揃え、料理に慣れてきたらさらに種類を増やしていきましょう。
一度料理にはまってしまうと、あれもこれも欲しくなってしまうので、上達したなぁと思ったタイミングで買い足してみて下さいね。