料理を始めるには調理器具が必要ですが、種類が多すぎて何を買えばいいか悩んでしまうことも。
また、一度に揃えると膨大な費用がかかります。
そのため、今回は「料理初心者」をターゲットに「最低限これだけは買ってほしい」と種類を絞った調理器具をご紹介します。
もちろん、調理器具が増えればレシピの幅が広がったり、調理を楽にすることができるので、ゆくゆくは買い足していけるとベストです。
今回ご紹介する、料理初心者に必要な調理器具はこちらです。
・まな板
・おたま
・フライ返し
・ボウル
・ざる
・フライパン
・鍋
初期費用が掛かりすぎるのを避けるため、種類をなるべく少なくしています。
- 料理初心者でどんな調理器具が必要かわからない人
- 料理を始める初期費用をできるだけ抑えたい人
料理初心者が買うべき調理器具8種
包丁
最初は「三徳包丁」という種類の包丁が使いやすくておすすめです。数万円するものもありますが、料理初心者であればもっと安いものでかまいません。
ただし、あまりにも安すぎると錆びやすかったり切れにくい恐れがあるので注意しましょう。
筆者は下村工業の三徳包丁を使用していますが、切れ味や握り心地がよく、1年ほど包丁研ぎいらずでした。
▼実際に使っているアイテムはこちら
まな板
長く使うものでありながら消耗品でもあるので、「耐久性がある」「デザインに飽きの来ない」ものを選びましょう。
筆者が実際に使っているおすすめは「エピキュリアン」のまな板です。
見た目がシンプルなうえ、洗いやすくて気に入っています。
ただ、Sサイズと小さいものを買ってしまい、たまに食材を切るときまな板から飛び出してしまうことがあったので、大きいサイズにすればよかったとやや後悔しています…。
▼実際に使っているアイテムはこちら
おたま
料理をかき混ぜたり、鍋やスープ料理をお皿にすくうために必要です。
ホームセンターで安価で手に入ります。
最近では、無印良品から発売されている「シリコーン調理スプーン」が、炒め物ができたり、料理をよそえたりと便利で人気となっています。
フライ返し
炒め物をするのに必要です。
おたまと同様、ホームセンターで安価で手に入ります。
ボウル
1~2個あれば料理初心者には十分ですが、我が家では料理をスムーズにするため買い足しました。
時短調理のため、レンジ対応のボウルを必ず1つは用意しておきましょう。
また、料理だけでなくお菓子作りを頑張りたい人は、材料がこぼれるのを防ぐため、大きめのボウルも併せて買っておくことをおすすめします。
ざる
水きりや湯切りに必要です。
食材を手軽に洗うことができますし、初心者でも挑戦しやすいパスタ料理でも必須のアイテムです。
取っ手付きのものであれば、鍋に設置して、水を捨てる時にざるを上げるだけなので楽ちんです。
フライパン
テフロン加工だと焦げ付きにくいので料理初心者にぴったりです。
我が家では直径24.5cmのフライパンを使っていますが、深型のため作れる量が多く、二人分のおかずに丁度いいサイズです。
鍋
フライパンでも煮物やスープは作れるのですが、すでに使っていたり、同時進行で2品作りたいときに重宝します。
まずはよくあるステンレス製の鍋を使い、慣れてきたら土鍋や圧力鍋を足してみてもいいかもしれません。
調理器具を一式で買うと手軽
細々と調理器具を買うのが苦手な場合は、セット売りしているものを買うと手軽です。
デザインが統一されているのでおしゃれなキッチンに見せることができます。
ただ、各種バラバラに買う方が安くなることもあるので、「選ぶのが面倒な人」「早く調理器具一式を揃えたい人」におすすめです。
100均の調理器具でも大丈夫?
安価で手に入れられるのが100均の魅力ですが、その分耐久性が低いのが難点(取っ手が熱で溶けたり、すぐに錆びたりなど)。
そのため、「日常的に使うものは買わない方がいい」と考えておきましょう。
しかし、料理をちょっと便利にしてくれる道具…例えば温泉卵を簡単に作れる道具や、おにぎりの形を整えてくれる道具は料理を簡単にしてくれるのでおすすめです。
おわりに
料理初心者とはいえ安すぎる調理器具を買ってしまうと、劣化したときの買いなおしで、長期的に見て費用が掛かってしまう恐れがあります。
「高いものを買えばいい」という訳ではありませんが、相場より安すぎる製品は避けてください。
インテリアの一部にもなるおしゃれな調理器具も多いので、自分の気に入ったデザインのものを選んで、料理時間を楽しくしてみて下さいね。