「夫と生活リズムが合わず、すれ違いや価値観の違いで喧嘩が多い」と悩んでいる方に向けて、カップルで仲良く過ごすアドバイスをご紹介します。
大切なのは
- 価値観の違いがあるのはあたりまえだと思うこと
- 話し合いから逃げずに向き合うこと
- より良い方向に進むことへの努力をお互いにすること
の3つです。
共通して言えるのは「話し合いの場を」を作るのがなによりも大事ということです。
生活リズムが合わないカップルに起こるトラブル
生活リズムが合わないと、カップルの中ですれ違いや、喧嘩などのトラブルが起こる恐れがあります。
例えば、こんな経験はないでしょうか。
- 食事を同じタイミングでとれない
- ゆっくり話をできる時間が無い
- 寝ているのに相手の物音で起きてしまう
もちろん、生活リズムの違いを受け入れられるカップルであれば問題ありません。
しかし、どちらか一方でも我慢をしていると、喧嘩が起こりやすくなってしまいます。
実際に、我が家のケースでは、
妻の就寝時間が遅いことと、それで将来子育てがちゃんとできるのか心配
完全に夜型なので無理に早く寝る方が精神的にきついし、夫が早く寝ると会話ができなくてつまらない
という不満がありました。
結局、お互いが譲歩しあって収まったのですが、ときに壮絶な喧嘩になることもありました。
また、カップルの中には、生活リズムが合わないことによって別れを考える方もいます。
いくらパートナーが大好きでも、二人で過ごす時間が合わないことへの寂しさやむなしさは拭えないですよね。
個人的には、「生活リズムは今後変えられる可能性がある」ものであるので、それが原因で喧嘩したり、別れを決めるのに早まって欲しくないと思っています。
生活リズムが合わないストレスで喧嘩しないようにするには?
喧嘩をしてしまうということは、お互いにストレスが溜まっていたり、譲歩できない条件があるということです。
そのため、
- 育った環境、体質、仕事内容によっては生活リズムが合わないのはあたりまえであること
- 自分たちの理想の生活を二人ですり合わせること
を前提に、日頃から話し合っておく必要があります。
生活リズムが合わないのはどの家庭でもあり得ることを理解する
カップル同士、違う環境で育って違う人生を歩んできたのであれば、ある程度生活リズムが合わないのはあたりまえです。
寝るタイミングや食事の頻度、朝の支度の時間などは千差万別なのでしかたありません。
そのため、まずは、生活リズムの違いがあるのをきちんと受け入れます。
理想の生活を二人ですり合わせる(話し合う)
例えば、生活リズムが合わないカップルでも、さほど喧嘩をしないカップルもいます。
このようなカップルの仲が良いのは、「相手と生活リズムが合わないのをさほど苦に思わない」という理由が多いです。
なので、最初の方に例に挙げた
- 食事を同じタイミングでとれない
- ゆっくり話をできる時間が無い
- 寝ているのに相手の物音で起きてしまう
ということがあっても、不満に思わず喧嘩にならないパターンがあります。
そのため、生活リズムが合わないことによって不満がある場合は、
- どういう生活リズムの違いがあって
- どういう不満がたまって
- どのようにするのが理想か
ということを具体的に考えて、二人で理想の生活のすり合わせをしていきましょう。
そして、「喧嘩」ではなく「話し合い」ができるように準備していきます。
喧嘩をしないための話し合いのコツ
「話し合い」をする準備が整ったら、次は解決策を考えましょう。
もし、相手が生活リズムを合わせることを苦しく感じず、こちら側に歩み寄ってもらえれば、この問題は解決します。
しかし、喧嘩してしまうのであれば、相手からしても生活リズムを変えるのが苦しいのかもしれません。
お互いに「無理やり相手の意見に合わされた」という考えにならないようなラインを一緒に話し合っていくことが大切です。
また、話し合いの場で、ああしてほしいこうしてほしいと自分の意見ばかりを通そうとすると、直そうとしている相手は苦痛に感じています。
そのため、改善するまでの結果は急がずに、相手がストレスや不満を感じない程度に歩み寄ってもらうことからお願いしてみましょう。
我が家のケースでは、
- 私自身、夜型生活を直したかったので、その努力をすること
- 夫はその成果が出るのを急かしたりしないこと
というように話し合って、お互いが譲歩できる条件にしています。
おわりに:生活リズム合わないカップルがいるのはあたりまえということを忘れずに
カップルで生活リズムが合わないと分かったときに、「あなたはこういう人なんだね」と受け入れられる場合と、「自分と違うからストレスだ」と不満に思う場合に分かれます。
育ってきた環境が違うので、生活リズムやスタイルが合わないカップルがいるのはあたりまえです。
それを理由に、すぐに別れを決めてしまうと、「決断が早すぎた…」と後悔してしまうかもしれません。
まずは、不満に思う理由は何なのかを整理して、お互いが苦しくない程度に歩み寄る必要があります。
このときに、自分にとっての生活スタイルの「あたりまえ」や価値観は押し付けずに、自分と違う人がいることをまずは受け入れてみましょう。
また、喧嘩をした機会に、自分の考え方は視野が狭くなっていないか、友人に聞いてみたり本を読んで勉強するのもおすすめです。
恋人が苦しい思いをしていることに気づかないパートナーもいるので、溜めこんで感情的になってしまう前に、カップルでしっかりと気持ちを伝え合うことが大切です。